クロス円は往来、材料に一喜一憂
2009'11.13 (Fri)
クロス円はポンド円を除いて往って来いの展開だった。前週の米新規失業保険申請件数が市場予想を上回る改善を示すと、ドル円を中心に円売りが広がり、ユーロ円は135円付近、豪ドル円は84円付近まで上昇した。ただ、雇用指標改善に対する米株式市場の反応が芳しくなかったことでクロス円は売りに押された。米株式市場が下げ幅を拡大すると、ユーロ円は134円付近、豪ドル円は83円台前半まで軟化した。
米地区連銀総裁、V字型の景気回復を否定
2009'11.11 (Wed)
NY市場前半はロックハート・アトランタ連銀総裁、イエレン・サンフランシスコ連銀総裁など米地区連銀総裁の発言が相次いだ。ロックハート総裁、イエレン総裁とも景気回復に言及したが、経済成長のペースは緩やかなものになるとし、その持続性についても疑問を呈していた。商業用不動産市場の悪化や失業率の高止まりをリスク要因と指摘している。イエレン総裁は(回復の形は)底の線が緩やかに上向くL字型とし、V字型の景気回復を否定した。低金利政策の早期解消を示唆する発言はなく、為替市場の反応は限定的だった。
ドルカナダ1.06割れ、ハイテク企業の提携観測も
2009'11.10 (Tue)
ドルカナダは心理的節目の1.06台を割り込み、1.05台半ばまで値を崩した。市場ではドル売りカナダ買い要因として米国及びカナダのハイテク企業が提携するとの噂が出ていた。真偽は不明だが、企業活動に絡んだ実需のカナダ買いが出ているとの見方もあるようだ。原油・金など商品市況の上昇もカナダ買い要因。原油先物は急反発し、一時80ドル台を回復している。対ドルでのカナダ買いが波及し、カナダ円は84円台半ばから85円台前半まで上昇した。
失業率10%突破、リスク回避の円買いに
2009'11.07 (Sat)
6日のNY市場はクロス円を中心に円買いが進んだ。10月の米雇用統計で失業率が10.2%と市場予想9.9%を上回ったことが手掛かりだった。注目度の高い非農業部門雇用者数(NFP)は9月、8月の数字が上方修正され、10月は前月比19.0万人減(市場予想17.5万人減)とまずまずの結果だったが、市場の視線は失業率の悪化に注がれた。ユーロ円は134円台後半から133円台前半、ポンド円は150円台半ばから148円台半ば、豪ドル円は83円付近から82円割れ寸前、ドル円は90円台後半から89円台半ばまで下落した。悪材料出尽くし感で米国株が下げ渋ると円買いは一服したが、NYクローズ時点のドル円は89円台後半、ユーロ円は133円台半ばと安値圏のままだった。
材料出尽くしで様子見、米雇用統計控え
2009'11.06 (Fri)
5日のNY市場は英欧の金利発表を通過し、材料出尽くし感が広がった。金利発表後の欧州通貨買いが落ち着くと、ポンドドルは1.65台前半から1.66台前半、ユーロドルは1.48台前半から1.49台前半でレンジ取引となり、方向性に欠けた。企業業績の回復期待や雇用関連指標の改善で米株式市場では買いが先行。ダウ平均は1万ドルを回復したが、リスク選好型のドル売りや円売りは限られた。ドル円は90円台前半から90円台後半、ユーロ円は134円台前半から135円付近で推移した。週末に米雇用統計の発表を控えており、積極的な売買が手控えられる形となった。



















